ご質問への回答の続き 予備校とのつきあい方

旧司法試験と医師国家試験を同じ年に合格したメタボが、試験ものに共通する勉強法・方法論を提案します。
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 昨日に続き,今年の2月に私が書きました記事へのご質問について,回答を補足したいと思います。

 私がおすすめする法律系ないしは広く一般的な資格勉強法の基本的スタイルとして,「予備校ないしは試験対策を銘打ってある教科書や問題集を軸に、いわゆる基本書・教科書・学術書を辞書的に利用・補完する勉強法が効率的である」が基本形であることには間違えはありません。

 それでは,私がいちいちインプットの材料として,

  予備校入門講座

などと強調していることから,予備校の回しものか,現在の法科大学院が担う使命を弁護士のくせに理解していない,とご批判を受けるかもしれません。

 もちろん,私は予備校の利用を教科書だけとか,参考書だけにとどめるという利用法でもよいと思います。

 では,予備校の利用として,いきなり入門講座のような初心者用講座を取るのがいいのか,模試や参考書などの限定的な利用にとどめるのか,予備校とのおつきあいの仕方という問題について考えてみたいと思います。

 結論から言えば,その利用の程度は,その人の能力,試験の性質・難易度,時間的余裕などに左右される,ということになります。

 たとえば,十数年前,私が司法試験に初めて志したときのことを例に考えてみましょう。

 私は法学部でもなく,法的素養もない状態でした。当時司法試験は,2%~3%の合格率,合格者はやっと年600人,700人を越えてきているころで,医学部2年生でもうすぐ専門が始まり,部活も忙しい私としては時間的・金銭的余裕もまるでなし(バイトが忙しくて仕方がない)というバックグラウンドでした。

 としますと,やはり値段は高くても,資格試験合格のために最もエッセンスを込めたインプットを予備校講義でまず回してしまう,というのが合格という目的のためには結局時間的・金銭的効率が良いと考えたのです。

 次に私が司法修習生のころに受けた簿記2級を考えてみましょう。今は存じ上げませんが,当時も簡単とはいえないものの3割程度の合格率。私の立場といえば,昔の司法修習生だったので,比較的時間的余裕はありました。

 そこで,簿記については試験対策の本だけをインプットに使用し,予備校は模試すらも受けずに,最低限のインプット後は市販の問題集をひたすら解きまくる,というスタンスにしました。

 つまりある資格試験の合格を目的とした場合,資格試験について

 そもそもの自分に試験出題範囲の学習経験がない

 試験の難易度が高い

 時間的余裕がない(何度も失敗してられない)

ような場合には予備校入門講座を取る方向で考えた方がよいでしょう。

 予備校入門講座を取らない方向へいく最大の要素は,やはり

 値段が非常識なほどに高い

ということでしょう。

 これらのプラスとマイナスの要素を考えながら,予備校利用の程度を考えていくことになります。

 今の司法試験は,予備校の利用をしなくても合格できるように法科大学院があるはずなので,理想論としては上記のマイナスの方向=予備校講座を取らない方向へ傾く・・・はずです。

 一方,他の難易度の高い資格試験は,やはりコストパフォーマンスを考えると予備校講座の利用を最初から否定するのは危険ではないか,と私は思います。

 長くなったので続きます。

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2012/11/01(木) |
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