アウトプット重視と勉強資料のリンク③

旧司法試験と医師国家試験を同じ年に合格したメタボが、試験ものに共通する勉強法・方法論を提案します。
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 さらに,前回に引き続き学習方法によって,資格試験合格という対象に対して,いかなる差異が出るのかを考えます。

 ちなみに,基本書をベースとした勉強の学習効果についてのイメージです。

 

基本書を用いた場合の学習イメージ

 残念ながら,そもそも知識の対象が資格試験合格の対象から外れている部分が多く,また基本書だけでは問題を解く独特の処理能力などが身につきにくい上,一般的な方では一度学習するのに時間がかかり,かつ記憶の定着率も薄い危険性があるのです。 

 それでは,一番効率的なアウトプットと考えられている過去問のみを使用した場合はどうでしょうか。

過去問反復を行った際のイメージ 

 

 このような形で,比較的効率がよくなるものと思われます。

 過去問ですから,当然資格試験で要求される力の範囲内を学習することになり,無駄がありません。

 したがって,

  勉強の時間がない場合

  過去問と同じ問題が繰り返し出題される試験の場合

には,最も効率のよい勉強方法になります。

 しかし,少なくとも

  (旧)司法試験択一試験はこれだけでは不足

すると思われます(相当昔の択一試験は別)。

 おそらく,一般的な国家試験で,ある程度の難易度を持つ法律系の資格は

  過去問さえやっておけば確実に合格とはいえない

はずです。また,法律系ではありませんが,

  簿記などの計算系の資格は

  過去問はさほど重要ではない

との印象を私は持っております(なお,私は簿記2級を会計知識0から6週間で司法修習中に合格しました。その当時テニスのスクールやジムトレーニングもやっていましたが,それも変わらずこなしていました。したがって,あまり私の簿記の勉強法は外れてなかったと思っております)。

 では,上の図で示すところの点線矢印に該当する領域は何なのでしょうか。

 実は,資格試験講座の内容,資料自体が過去問を基礎に重要度が判定されていたり,過去問に出題されている内容に基づきメリハリをつけて構成されているのです。

 つまり,

  初心者講座と過去問の反復演習の学習効果

  が相当重なり合っている可能性がある

ということになります。

 その上,実際の勉強においては,過去問を繰り返し学習していくうち,アウトプットの学習というよりも見慣れた問題を解くだけの

  過去問の枝を覚えるインプットの学習

に近いものになっている場合が多いのです。

 そのため,私個人は,

  過去問の学習は必須だが

  アウトプットの学習には完全とはいえない

と考えております。

 次回,この点をさらに突っ込んで検討してみます。

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この記事へのコメント
うーん、またまた唸りました(笑)。なるほどーと思わされるお話ばかりです。僕の行書試験の1年は、ほぼ過去問を徹底的につぶす勉強でしたが、お話を読むと今一歩足らなかったのかなーと思わされます。
2009/11/25(水) 11:24 | URL | キョロちゃん #-[ 編集]
きゅろちゃん様

ありがとうございます。でも,過去問だけでも合格する方もおられますし,まさに人それぞれだと思います。
2009/11/25(水) 23:06 | URL | Currypanguma #-[ 編集]
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