対資格グッズ

旧司法試験と医師国家試験を同じ年に合格したメタボが、試験ものに共通する勉強法・方法論を提案します。

資格や入試は目的ではなく、手段でしかありません。

資格や入試のために、無意味な労力をさくことはあまり適切でありませんし、結果として、、資格試験や入試のために年月やお金を必要以上に浪費することもいいこととは思えません。

要領を追求した凡人が、最小限の労力で最大の効果をあげることを検討し続けた結果がこのサイトにあります。

入学試験や、資格試験はあくまでも生活に必要な資格や立場を入手するための手段として、目標は資格などを手に入れた先にある、という考え方にご賛同いただける方に、何かのヒントをご提供できれば非常にうれしいです。

なお、私が通過した主な資格などは以下のとおりです。このなかで興味のある資格があれば、その勉強法など参考になるかもしれません。

  ① 医学部入試 ② 医師国家試験 ③ 旧司法試験

  ④ 簿記検定2級 ⑤ TOIEC 720点くらい

  ⑥ 内科認定医・某専門医資格

  (大型自動二輪など運転免許系は割愛です)

 どうかごゆっくりお読みいただければ幸いです。

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アウトプット重視と勉強資料のリンク⑥ に戻る

 では,今回は私のおすすめの勉強の資料のセットのうち,

  最初のインプットの材料=各初心者講座

について,簡単に注意点,おすすめをお話させていただきます。

 私の考えとしては,選ぶポイントとしては

 ① 予備校は問わない。

  初心者用でも入門講座でも名称は問わない。

 ② 基本とする資料がなるべく簡略である。

  余計な情報が省かれている

 ③ 上級講座,たとえば論文・択一用と

  別個に用意されている

です。

 ちなみに私は,約15年前ほどに,

  LEC入門講座(通信=カセット。法選含む6科目)

を受講しました。

 これは,当時なんとかというLECの教科書も参考書としてあげられていましたが,私は教科書は結局購入しませんでした。それよりも,板書をまとめた講義録というものがあり,これに講義内容を適宜メモしたものが,

  きわめてインプットの要素がまとまっており

非常に重宝しました。

 私は1回分の講義を聴いた後にポイントをカードにまとめて,各移動中に復習・暗記→次の講義へ,という流れで勉強していました。

 ちなみに私がカセットで聞いた入門講座は

 伊藤真(現在伊藤塾塾長)が講義していたつまり伊藤真がLECの看板講師だった最後の講義でした。時代を感じますね・・・。

 当時LECにしたのは,特に意味はありません。早稲田セミナーがベースとなる教科書がやたらと厚くて嫌になったのと,辰巳は,勉強を開始した当時,私がその存在を知りませんでした。伊藤塾はありませんでした。

 私が方法論を検討したときの合格体験記が,だいたいLECか早稲田セミナーの予備校しか書いていなかった,というのもありますね。

 なお,初めて法律系の資格取得を考えるのであれば,費用対効果を考えても初心者講座を利用するのが最もよいと考えますが(新司法試験であってもそう考えますが),一つ資格を取得した後に,他の資格を取る場合,一度こつをつかめば,初心者講座を利用しなくてもいい場合があると思います。

 簿記2級は一切の講座,模試を私は利用しませんでした。

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アウトプット重視と勉強資料のリンク⑤ に戻る

 長々とお話して恐縮ですが,このように考えますと,合格のために使用すべき資料もだんだん見えてくるのではないでしょうか。

 ここで,私が実際に使用していたものに限定せず,また,いままで実務でいろいろと見てきた経験も踏まえまして,私のおすすめの勉強の資料のセットについて具体的にご提案させていただきたいと思います。

 基本的な構成は,法律系資格試験としては,新司法試験も含めて,

  ① 最初のインプットの材料=各初心者講座

    (これに②・③のフィードバックを追加)

  ② 当初のアウトプット材料=過去問題集

ですが,基本となり,此に加えまして

  ③ 追加のアウトプット資料=市販(予想)問題集

  ④ 辞書的バックアップとして予備校の対策用教科書

が基本的な構成になるのではないかと思います。

初めての法律系資格試験の場合には,

  ⑤ 上級者用インプット講座

も使ってもいいかと思います。私も旧司法試験のうち,論文式には初級者講座だけでしたが,択一には一つ受講しました。

  ⑥ 六法

はインプットなどの部類に入れるのは難しく,いわば持っていて当然,の部類に入りますので,別個に考えます。

 基本書はあえてここに入れません。従前の私の基本書に対する考え方をお読みいただければご理解いただけるかと思います。次回より,個々の要素について,私なりに考えました注意点などをお示しする予定です。

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アウトプット重視と勉強資料のリンク④ に戻る

 前回に引き続き,下の図で示すところの点線矢印に該当する領域の学習について,具体例を挙げつつお話させていただきます。

過去問反復を行った際のイメージ

 

 

前回は,

  予備校的には「当てはめ」の力

がこれに該当するとご説明しましtが,もちろんこれだけではありません。

たとえば,新司法試験平成21年の問題からですが,

〔第17問〕

 次のアからウは,憲法第89条後段にいう「公の支配」に関する文章である。aはある見解を要約したものであり,bはそれぞれの見解に対する批判である。bがaに対する批判となり得る場合には1を,批判となり得ない場合には2を選びなさい。・・・以下略

 こんな問題はいかがでしょうか。

 これは,89条に関する学説を記憶するべき問題でしょうか。もちろん,選択枝のすべて学説の主張と批判を記憶していたら確実に正解できるのでしょうが,そんな悠長なことをしているといつまでも合格できません。

 当然,これは主張と反論を理論的にその場で考えて判断すべき問題であり,このような問題も,類似の問題をくりかえし解くことによって,このタイプに対応できるようにするべきです。

 同年の他の問題を考えてみます。

〔第29問〕

次の文章は,知事Yがした医療法(平成18年法律第84号による改正前のもの。以下「法」という。)第7条に基づく病院の開設許可(以下「本件開設許可」という。)について,同病院の開設地の市又はその付近において医療施設を開設し医療行為をする医師等であるX(上告人)らがその取消しを求めた事案について判断を示した最高裁判所平成19年10月19日第二小法廷判決の判示の一部である。この判決に関する後記アからエまでの各記述について,明らかに誤っているものの個数を,後記1から5までの中から選びなさい。・・・・以下略。

 この問題も,判決内容の理解を問うもので,枝はその判決結果から推測すべきものです。つまり,その場で枝の適否を考えるべきものです。判例は比較的有名なものですので,これを全く知らなければ判例自体を読む必要はあるでしょうが,枝自体を暗記するのは無駄でしょう。

 このように,まずは

  知識として知っておくべきものを問う問題か

  知識を使うこと,ないしは理解力・読解力を試す問題か

を判断して,知識として知っておくべき問題で,知らなかったものに関しては,単語カードなり,ノートなりにまとめて暗記につとめてもよいでしょう。

 しかし,そうではない問題について,

  すべての学説の主張・反論を暗記しようとする

  題材となった枝をすべて覚えようとする

と,むしろ,

  知らない問題はすべて解くことができない

ことになってしまい,

  出題されるすべてを知識として持つまで合格できない

  =いつまでたっても合格できない

ということになってしまう危険性があると私は考えます。

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 前回,私は, 

  過去問の学習は必須だが

  アウトプットの学習には完全とはいえない

との意見を提案させていただきました。念のためですが,

過去問は初心者講座と同じレベルの

合格のための必須の勉強材料

であることは間違えがない=合格者の最大公約数です。

 過去問の検討だけで種々の資格試験に合格可能な方がおられるのも存じ上げておりますが,

  ある程度の難易度の国家試験に

  確実に近い形で合格するため

にはやはり過去問だけでは足りないといえるでしょう。

 では,どのような部分が過去問だけは足りないのでしょうか。

 実例を挙げましょう。今年の司法試験の民事系問題です。 

〔第22問〕

相殺に関する次の1から5までの各記述のうち,正しいものはどれか

1.判例によれば,受働債権の履行について確定期限がある場合,弁済期が到来しないと相殺は不可能であるから,相殺をすることができるのは,その確定期限到来後である。

2.債権が差し押さえられた場合,債務者は,差し押さえられた債権を自働債権とし,第三債務者が債務者に対して有する債権を受働債権として,相殺をすることができる。・・・・

(以下略) 

 こんな問題は,基本的に知識があれば解けるし,知らなければ解けない問題に属します。

 実はこのような問題でも,基本系と応用の仕方で,なるべく記憶に頼らない方が知らない枝が出ても対応できるのでいいのですが・・・ここでは話を単純化するため,割愛します。

 次の23問はこんな問題でした。

〔第23問〕

A(東京在住)は,友人の美術品愛好家B(京都在住)が所有する複数の掛け軸のうち掛け軸「甲」を手に入れたいと考えた。そこで,AはBに対し,4月1日,そのための手紙を出し,この手紙は4月3日にBに届いた(以下これを「本件手紙」という。)。この場合において,AB間の甲の売買契約の成否及びその時期に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。・・・・以下略

 こんな問題は,知っている知識を応用ないしは当てはめをして正解を出す問題です。

 すなわち,こんな問題を何度も解いて知識にしても,意味が薄いのです。

 出題者は,当てはめをみたいと推察されますから,売買契約の成否・時期の基本を押さえ,それを実際の事例に当てはめる作業ができるか,つまり

  初めての具体例でも知識を使えるのか

ということを期待しているのだから,

  初めての問題をがんがんやって

  知識,法律を使う練習をすべき

だと私は考えております。これが,前回の図(下の図)で示すところの点線矢印に該当する領域の一つの力,すなわち,

過去問反復を行った際のイメージ 

 

  予備校的には「当てはめ」の力

というものではないでしょうか。

 もちろん,上の図の空白に該当するのはこれだけではありません。

・・・長くなりそうなので,次回に続きます・・・・

 

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 さらに,前回に引き続き学習方法によって,資格試験合格という対象に対して,いかなる差異が出るのかを考えます。

 ちなみに,基本書をベースとした勉強の学習効果についてのイメージです。

 

基本書を用いた場合の学習イメージ

 残念ながら,そもそも知識の対象が資格試験合格の対象から外れている部分が多く,また基本書だけでは問題を解く独特の処理能力などが身につきにくい上,一般的な方では一度学習するのに時間がかかり,かつ記憶の定着率も薄い危険性があるのです。 

 それでは,一番効率的なアウトプットと考えられている過去問のみを使用した場合はどうでしょうか。

過去問反復を行った際のイメージ 

 

 このような形で,比較的効率がよくなるものと思われます。

 過去問ですから,当然資格試験で要求される力の範囲内を学習することになり,無駄がありません。

 したがって,

  勉強の時間がない場合

  過去問と同じ問題が繰り返し出題される試験の場合

には,最も効率のよい勉強方法になります。

 しかし,少なくとも

  (旧)司法試験択一試験はこれだけでは不足

すると思われます(相当昔の択一試験は別)。

 おそらく,一般的な国家試験で,ある程度の難易度を持つ法律系の資格は

  過去問さえやっておけば確実に合格とはいえない

はずです。また,法律系ではありませんが,

  簿記などの計算系の資格は

  過去問はさほど重要ではない

との印象を私は持っております(なお,私は簿記2級を会計知識0から6週間で司法修習中に合格しました。その当時テニスのスクールやジムトレーニングもやっていましたが,それも変わらずこなしていました。したがって,あまり私の簿記の勉強法は外れてなかったと思っております)。

 では,上の図で示すところの点線矢印に該当する領域は何なのでしょうか。

 実は,資格試験講座の内容,資料自体が過去問を基礎に重要度が判定されていたり,過去問に出題されている内容に基づきメリハリをつけて構成されているのです。

 つまり,

  初心者講座と過去問の反復演習の学習効果

  が相当重なり合っている可能性がある

ということになります。

 その上,実際の勉強においては,過去問を繰り返し学習していくうち,アウトプットの学習というよりも見慣れた問題を解くだけの

  過去問の枝を覚えるインプットの学習

に近いものになっている場合が多いのです。

 そのため,私個人は,

  過去問の学習は必須だが

  アウトプットの学習には完全とはいえない

と考えております。

 次回,この点をさらに突っ込んで検討してみます。

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